The Difference Engine log
卯月鮎による、ゲームや本の紹介と仕事の話などです。
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ダイアナ・ウィン・ジョーンズ、逝去
 ファンタジーの大御所、ダイアナ・ウィン・ジョーンズが3月26日に亡くなったそうだ。

 前からガンを患い、化学療法などを止めたと公表していたのでいずれ聞かざるを得ないニュースだとは思っていたが、やはり寂しい。

 DWJ作品の中で今のところ一番好きなのは『デイルマーク王国史』四部作。吟遊詩人や織り手が物語る王国の歴史、不死の運命を背負った者たち、そして鮮やかなラスト。大ボリュームゆえ、気軽に再読というわけには行かないが、今度感謝の気持ちを込めてゆっくりページを開きたい。

詩人(うたびと)たちの旅―デイルマーク王国史〈1〉 (創元推理文庫)
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ 田村 美佐子
4488572065

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「SFマガジン」2011年5月号が発売されました
 「SFマガジン」2011年5月号が発売中です。連載のファンタジー系ライトノベル書評では
兎月山羊『アンチリテラルの数秘術師(アルケニスト)』
和ヶ原聡司『はたらく魔王さま!』
栗原ちひろ『アルケミストの誓約 白金の王女の夢物語』
などを紹介しています。

 この号のチャールズ・ストロス&コリイ・ドクトロウ特集も読み応えがありました。

 あと、3月頭に発売された「歴史魂」Vol.2では世界史&日本史のコラムを書いてます。

S-Fマガジン 2011年 05月号 [雑誌]
B004RBZ3GE


歴史魂 2011年 04月号 [雑誌]
B004OSXHA4



『オリクスとクレイク』からの派生(3)
 虚実がないまぜになった語りに翻弄されたいなら、19世紀に実在した殺人犯の女性を主人公に据えた『またの名をグレイス』はどうだろう。

 屋敷で働く美しい女中グレイスは16歳で主人と女中頭を殺したとして監獄に収監された。彼女は妖婦か、それとも犠牲者か?

 テーマはずっしりと重いのに、信じる足場が見つからず宙吊りにされたような感覚。こちらも非常にアトウッドらしい。

またの名をグレイス 上
マーガレット アトウッド Margaret Atwood
4000248057


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