The Difference Engine log
卯月鮎による、ゲームや本の紹介と仕事の話などです。
「SFマガジン」2011年1月号が発売されました
 ライトノベル書評を連載している「SFマガジン」の2011年1月号が発売されました。私のところはともかく、テッド・チャンの新作が収録されているのが目玉です。「解説」の「本篇を読みながら思い出したのは『ラブプラス』のこと」というのには、納得!

S-Fマガジン 2011年 01月号 [雑誌]
B004BG3EE8

週刊SPA!のKinect体験レポート記事を執筆しました
 今週火曜日発売の「週刊SPA!」で、Xbox360のKinectの体験レポート記事を書きました。
 海外では好調との報道が伝わってくるKinect。日本では今週末20日に発売されますが、どのくらい注目されるのか、楽しみです。
世界幻想文学大賞が発表されました
 ファンタジーファンにとって秋のお楽しみ、2010年の世界幻想文学大賞が10月31日に発表された。賞の対象は2009年の作品。興味がある部門をまとめてみると……。

長篇部門
The City & The City チャイナ・ミエヴィル
The City and the City
China Mieville
0330493108


中篇部門
“Sea-Hearts” マーゴ・ラナガン

短篇部門
“The Pelican Bar”, カレン・ジョイ・ファウラー

といったところ。ミエヴィルとラナガンとは、割と順当。ファウラーは映画化もされた『ジェイン・オースティンの読書会』のイメージが強かったので、この受賞はちょっと新鮮だった。

 特にThe City & The Cityはミエヴィルが本領発揮している作品らしく、ヒューゴー賞やアーサー・C・クラーク賞も受賞しているので、ぜひ翻訳してほしい。ちなみに今現在ミエヴィルを読むなら、英国幻想文学大賞受賞作の『ペルディード・ストリート・ステーション』がオススメ。

ペルディード・ストリート・ステーション (プラチナ・ファンタジイ)
チャイナ・ミエヴィル 鈴木康士
415209043X


あと、ちょっと目を惹いたのは、Special Award-Professionalという部門で宮崎駿が"Ponyo"でノミネートされていたこと。残念ながら受賞はならなかったが、海外のファンタジーファンはあの映画をどう見たのだろうか。
ライトノベルコラムの連載を更新しました
 ゲームニュースサイトGame Brigdeで連載中の「卯月鮎のライトなノベルで旅をして(ファンタジー寄り)」が更新されました。今回は、田中哲弥のダークで幻想的な短篇集『サゴケヒ族民謡の主題による変奏曲』と平安妖異ものの黒狐尾花『平安鬼姫草子―神ながら神さびせすと』を紹介しています。

卯月鮎のライトなノベルで旅をして(ファンタジー寄り)第7回

サゴケヒ族民謡の主題による変奏曲 (講談社BOX)
田中 哲弥
4062837560


平安鬼姫草子―神ながら神さびせすと (電撃文庫 く 7-1)
黒狐 尾花 さらち よみ
4048689681