The Difference Engine log
卯月鮎による、ゲームや本の紹介と仕事の話などです。
マトリョーシカの大冒険『STACKING』
 海外ゲームといえばFPSというイメージが強いが、オシャレで可愛いゲームも存在する。『STACKING』は、アメリカのDouble Fine Productionsが作った、マトリョーシカがモチーフのアドベンチャー。自分より1サイズ大きなマトリョーシカを見つけ、パカッとハマる。音楽といいビジュアルといい、レトロな雰囲気がエレガント。マトリョーシカ、確かにそもそもゲーム的だ。

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レトロゲーム風味の『スコット・ピルグリムVS.ザ・ワールド:ザ・ゲーム』
 最近、海外の横スクロールアクションに注目中。その中の1本、『スコット・ピルグリムVS.ザ・ワールド:ザ・ゲーム』(PS3/Xbox360)がようやく日本アカウントでダウンロードできるようになったので、ここで軽く紹介。

 もともと『スコット・ピルグリムVS.ザ・ワールド』はカナダのコミックをもとにした映画で、オタクなバンドマン・スコットが、一目惚れした女の子の邪悪な7人の元彼とバトルするというはっちゃけた内容。

 ゲームへのオマージュ満載という噂の映画版(10月現在、日本公開は未定)に合わせて、ゲーム版もレトロゲームテイスト。マップ移動は『マリオ3』、4人協力プレイ可能なアクション本体は『くにおくん』を彷彿とさせる……。

 まずは体験版を遊んでみてはいかがでしょう。

SCOTT PILGRIM VS. THE WORLD: THE GAME タイトル画面

マップ画面

本編はベルトスクロールアクション

『Limbo』を遊ぶ
 Limbo、リンボというと、ムアコック作品おなじみの「忘却界(リンボ)」とか、『神曲』にも登場する、赤子や未洗礼者が送られる辺獄とか……。ファンタジーファンとしては聞いただけで想像力が刺激される単語のひとつ。地獄のようで地獄ではない……曖昧な境界線にこそ幻想は生まれると思うので。

 その「リンボ」らしき世界を舞台にしたゲームがずばり『LIMBO』。モノトーンのビジュアルがセンスを感じさせる、横スクロールのアクションアドベンチャーだ(Xbox Liveアーケードで7月に配信開始)。

LIMBO


 影絵のような世界の中で、少年が妹(姉?)を探してさまよい歩く。文字情報やBGMは一切なく、ステージには環境音だけが流れる。

 映像は美しいが中身は悪意と殺意に満ちていて、生理的な嫌悪感で背筋がゾワゾワする。初手から、吊されてハエがたかったしかばねを使った謎解きにはイヤな気持ちになったし、トラバサミに引っかかって少年の首がゴロンとしたときには、何事かと思った(「ゴア表現」はオプションで有無を設定できる)。でも、あまりに謎めいた世界観に吸い込まれる。

 開発はデンマーク・コペンハーゲンにあるインディーズ系制作会社、Playdead。これが初作品となる。ハムレットの国なら陰鬱なのも仕方がないか?

 合う合わないがあるのでまずは体験版を。
ボクも世界を救いたい
久しぶりの更新です。
最近ハマっているゲームはWiiウェアの『ボクも世界を救いたい』。『王だぁ!』のポイソフトの新作です。
勇者を育てる「シナリオモード」と、育て上げた勇者を登録し、勝手に行動する様を見守る「シミュレーションモード」の二本立て。

シンプルながら、物語を想像して楽しめます。

ボクも世界を救いたい
はじまりの森(3)
 夏休みを利用して、おじいちゃんの住む田舎の村へ一人でやってきた主人公の少年。遅刻したおじいちゃんを待つ間、ホタルを探していた少年は、川辺で紫色の着物を着た少女と出会う……。

 基本的にはほのぼのしていてちょっと不思議。初恋ともいえない淡い想いが全体を包んでいる。途中、RPGっぽい部分やアクションっぽい部分もあって、後半も飽きずに遊べるのではないでしょうか。甘酸っぱい気持ちになりたい人に。

はじまりの森 公式サイトへ公式サイトより
はじまりの森(2)
 昨日ちょっと触れた「ニンテンドウパワー」とは、1997年に任天堂がローソンの店頭端末ロッピーで始めた、スーパーファミコンやゲームボーイ対応の書き換えサービス。主に旧作ソフトの提供が行われていたが、『はじまりの森』のような新作ソフトも存在した。

 私も何度か書き換えたが、バイトの店員さんにはわかりづらいようで、いつも「てんちょー!」と呼ばれていたのはいい思い出だ。

はじまりの森(1)
 今週は、この季節にピッタリのバーチャルコンソール『はじまりの森』を紹介。タイトルだけからすると『どうぶつの森』と何かつながりがありそうだが、まったく無関係。もともと「ニンテンドウパワー」の書き換え用ソフトとして発売されたアドベンチャーで、夏休み、おじいちゃんの住む村へ来た少年と、不思議な少女との触れ合いを描く。『新・鬼ヶ島』『遊々記』などのラインが好きなら、楽しめるのではないかと。

光と闇の姫君と世界征服の塔 FFCC(3)
 中盤以降、あっという間にフロアを駆け抜けていく冒険者や、回復魔法を使う冒険者が出てくると、相当に手こずる。ポイントとしては、キーとなる強力なフロアにどういった順番で冒険者を誘導するか。HPを削ることよりも、順番の整理、時間のずらし方を考えると、うまくいく場合が多い。時間稼ぎに、フロアを積み重ねることも結構有効なのだ。

 困ったら、追加のモンスターやフロアなどのダウンロードコンテンツを購入することもできる。まずは挑戦を!
光と闇の姫君と世界征服の塔 FFCC(2)
 こちらは魔族の姫君なので、敵に当たるのが冒険者。彼らは“戦士2人”、“白魔道士3人”と、決まったタイミングで塔に攻めてくる。フロアに留まる時間も決まっているので、そこも計算しながら、なるべく効率的にダメージを与えられるモンスターを配置していく。

 モンスターには射撃系のオチュー、格闘系のベヒーモスなど、系統が設定され、射撃・格闘・魔法の三すくみの関係になっている。訪れる冒険者の特徴をしっかり把握して、ポイントの範囲内で、どんなフロアにどんなモンスターを配置するかがカギだ。

 一点集中でものすごい強力なフロアを作るという作戦や、とにかく階を増やして冒険者が登ってくるのを遅らせる作戦など、攻略法はさまざま。考えずに何気なくやっていると、すぐにやられてしまう……。

光と闇の姫君と世界征服の塔 FFCC 公式サイトより

光と闇の姫君と世界征服の塔 FFCC(1)
 今週紹介するのはWiiウェアの『光と闇の姫君と世界征服の塔 FFCC』。これまでWiiウェアの『FFCC』は『小さな王様と約束の国』があるが、こちらはガラリと内容が違い、アクションパズルに近い。リアルタイムに塔へ侵入してくる冒険者を防ぐため、塔にフロアを設置し、モンスターを配置して倒していく。いわゆるタワーディフェンス系といわれるもののに近いゲーム性を持っている。
 ステージ数も多く、中盤あたりはかなり手ごわい、挑戦的なタイトルだ。


光と闇の姫君と世界征服の塔 公式サイトより
公式サイトより